家族葬に必要な費用
2017.04.26

生けられた花葬儀費用に関する過去のアンケート結果からは、回答する都道府県によって、費用の平均値は変わるという事実が確認できます。祭壇の飾り方や参列者のもてなし方に見られる、土地ならではの葬儀のスタイルや風習は、全体的な金額の上にも差を呼び、結論を複雑化させる原因となります。
葬儀に多額の費用をかける傾向にあるのは、主に関東や東北の一部の地域で、費用をかけない地域との差は時に倍近くにも及びます。特に東京や神奈川といった近県を大幅に引き離し首位を飾る、千葉県の特異さは言うに及びません。葬儀を千葉で行った場合の平均費用は約200万円と、当時の全国平均の約140万円を大きく越えるものでした。
とはいえ葬儀費用が150万円のラインを切るようになったのは、規模の小さな葬儀が、新たな時代の定番と周知され始めた近年のことで、過去には葬儀費用200万円以上というのも決して珍しい話ではありませんでした。元より規模が大きくなるほど費用も大きくなるものですから、金額に上限もなく、喪主の意思によっては300万にもそれより多くにもなります。
家族や親しい人だけで故人を見送る家族葬の形式は、そんなお金がかかるのは当たり前という葬儀の常識を、根本から変えるに至った起爆剤です。家族葬の広がりによって、今後更に日本の葬儀は縮小化されていくと予想されています。
家族葬に必要な費用は、葬儀本体で50万前後、寺院に渡す金額が20万前後として、70万の辺りに一つのラインを作ります。会場費用や花代に加え、通常50万ほどかかる飲食費が丸々カットできる計算で、一般のスタイルよりもはるかに低コストな葬儀を実現します。葬儀を千葉で営んだ時の、平均費用の半額以下です。
葬儀社の家族葬プランにて、40万円以下で葬儀ができるとうたうサービスも紹介されていたりしますが、その場合安置所や寝台車の用意がなかったり、火葬にかかる費用が含まれていなかったりといったケースが多くみられるので十分な確認も求められます。葬儀や通夜が行程に含まれない直葬と違って、家族葬の流れのほとんどは一般葬と共通しているため、コストカットも度が過ぎれば、葬儀の様式を保てなくなりかねません。家族葬に対応している業者は幾社もあるのですから、内容を比較して安さの理由を見極めた上で、選択をするべきです。
家族葬を千葉で実施する世帯の数は、依然として増加中であり、今後葬儀費用ランキングも、変動する可能性を秘めています。家族葬が一般葬に成り代わる日が来た時、ランキングがどんな形になるのかは、誰にも予想ができません。

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